鮮やかな色再現
3LCD は、他の主要方式に比べ最大で3倍も高い「カラー光束」により鮮明で忠実な色画像*をお届けします。
高いカラー光束により色鮮やかで忠実な色を再現
高いカラー光束
高解像度化、豊かな色彩のビデオや映像コンテンツの進歩によって、プロジェクターの色再現能力が非常に重要となっています。
今まではプロジェクターの購入者やユーザーにとって、プロジェクターの色の再現力を評価する手段がありませんでした。カラー光束がこの問題を解決します。
カラー光束 は、プロジェクターの性能を比較できる新しい仕様情報です。
カタログ仕様に掲載されている明るさは、プロジェクターの評価に長く使われてきましたが、従来は、有効光束(白の明るさ)だけで測定された情報であり、
白とカラー両方の光束による測定ではありませんでした。
現在のカラー・プロジェクターの多くは、有効光束、つまり白の明るさのみで評価されていますが、これだけでは十分とはいえません。
カラー光束 で、今まで得られなかった必要なデータが把握できます。
カラー光束 の評価基準は 2012 年 5 月に発表されました。
この新しい仕様は、企業、学校、家庭で使用されるプロジェクターを含むすべての画像ディスプレイに適用されます。
この仕様によってプロジェクターの性能の違いが明瞭にわかります。
カラー光束 の評価基準によって初めて、エンドユーザーに科学的に説明できる情報を提供することが可能となります。
大手メーカーは、プロジェクターの購入者が理解しやすくするため、この評価基準を製品仕様に導入しています。
現在のカタログ仕様には、白の明るさ (有効光束) とカラー光束 の2つの測定数値が記載されています
プロジェクターを購入する際は、白の明るさ (有効光束) とカラー光束 の両方の情報を確認することをお勧めします。
最適な画質を楽しむには、カラー光束 と有効光束 (白の明るさ) の数値が同じであることが重要です。
明るさとカラーについて
現在の製品仕様には、白の明るさ (有効光束)、コントラスト比、解像度などが記載されていますが、プロジェクターの色再現性については何も情報がありません。
市場に出回っているプロジェクターのカラー画質には大きな違いがあります。下の2つの写真をご覧ください。
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カラー光束の値によって2つのプロジェクターのカラーの違いを表現することが可能となります。 |
3LCD は、カラー光束が他の主要方式に比べ最大で3倍の明るさになります*。プロジェクターを選ぶときには、カラー光束の数値を確認しましょう。詳細は
http://www.colorlightoutput.com/jp/- このサイトは、エプソンが運営しています。
3チップテクノロジー
3LCDのプロジェクターには、3チップのデバイスが搭載されています。3LCD は、3 チップ設計によって、まるで本物を見ているような鮮明で忠実な画像を実現しています。
3 チップ搭載の 3LCD プロジェクターとは対照的に、1 チップ方式の DLP® プロジェクターは高速回転するカラーホイールを使用しているので、色を順次表示することしかできません。その結果、色の残像が見えてしまう「カラーブレークアップ」という現象が生じることもあります。
* 明るさを最大モードにした場合のカラーの明るさ(カラー光束)。IDMS 15.4条に従って第三者試験所が測定。カラーの明るさは使用状況によって異なります。2015年12月から2016年11月までのPMA Research販売データに基づいた共に売上上位機種の3LCDプロジェクターと1チップDLP®プロジェクターとの比較。
** 2種類のプロジェクターをデフォルトモードに設定して撮影した実写です。両製品とも価格、解像度、白の明るさ (有効光束) が同じプロジェクターを使用しています。